「健康経営2026」の転換点:認定取得は当たり前の時代へ。ホワイト500を9年連続で獲得したメディヴァが語る“一歩先”の戦略
2026年03月13日(金)New

株式会社メディヴァは、経済産業省が主催する
「健康経営優良法人2026(大規模法人部門(ホワイト500)」に認定されました。
2018年から数えて、実に9年連続のタイトル取得となります。
健康経営という概念が日本に浸透し始めた黎明期から、私たちは一貫して
「従業員の健康こそが経営の基盤である」という信念を持ち続けてきました。
9年連続という実績は、私たちが自社を実装の場として、
いかに真剣に「持続可能な組織づくり」に向き合ってきたかの証左であると考えています。
しかし今、健康経営は大きな転換点を迎えています。
認定法人の激増により、「認定を持っている」だけでは、
もはや企業価値を際立たせることが難しい時代の到来です。
1. 健康経営のパラダイムシフト:認定数「60倍」の衝撃
健康経営優良法人の認定数は、驚異的なスピードで増加しています。
2016年度にはわずか318法人だった中小規模法人部門の認定数は、
2024年度には約2万法人に達し、9年間で約60倍という爆発的な広がりを見せました。
この数字が示すのは、健康経営が一部の先進企業だけの取り組みではなく、
日本社会における「企業の標準装備」になったということです。
これからの時代、経営層や人事担当者に求められるのは、
単なるチェック項目のクリアではありません。
今、議論の中心となっているキーワードは「継続性」「独自性」「波及効果」の3つです。
認定を「維持」する段階から、いかに自社らしい価値を「創造」し、
それを社会や地域に広げていくか。その真価が問われています。
2. 実務に活かす「5つの視点」:メディヴァが大切にしていること
9年間にわたりホワイト500の最前線を走り続け、
同時に多くのクライアント企業を支援してきたメディヴァのコンサルタントチーム。
私たちが日々議論し、実務で徹底している「実効性の高い健康経営」の5つの視点をお伝えします。
① ストーリー性と評価指標の連動
健康経営で陥りがちなのが「施策の羅列」です。
メディヴァでは、まず「戦略マップ」の活用を推奨しています。
「なぜこの施策に取り組むのか」「それによってどの指標を改善し、最終的にどう経営に寄与するのか」。
この一連のストーリーを可視化することで、形骸化を防ぎ、PDCAを確実に回すことが可能になります。
② ウェイトの理解とメリハリ
健康経営度調査には明確なウェイトが存在します。
「経営理念・方針(30%)」と「評価改善(30%)」という、最初と最後の項目の配点が特に高いのです。
個別のイベントに注力する前に、経営層のコミットメントを確かなものにし、実施したことの効果を検証する体制を整える。この「基本」を徹底することが、高評価への最短距離です。
③ 独自性を育む「テーマ別評価」への準備
今後、特定の分野で突出した成果を出している企業を評価する「テーマ別評価」の新設が検討されています。
他社の模倣ではない、自社ならではの強み——例えば地域の特性を活かした活動や、事業特性に根ざした独創的な健康増進活動など——を今から育て、
データを蓄積しておくことが、2026年以降の大きな差別化要因となります。
たとえば当社においては、MHIT(Mediva Health Innnovation Team)という当社の理念を踏襲したプロジェクトチームのもと、従業員発信の各種カテゴリの施策が活発に行われています:
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④ 中小企業こそ「トップの距離感」を最大の武器に
中小企業において健康経営が進まないという懸念もありますが、実は大企業にはない圧倒的なアドバンテージがあります。
それは「経営者と従業員の距離の近さ」です。
トップが直接語りかける言葉は、どんな立派なマニュアルよりも組織の風土を変える力を持っています。
この機動力を活かせば、短期間で劇的な成果を生むことも可能です。
実際、当社では定期健診、ストレスチェック、特定保健指導など各種取り組みの前にCHO(健康経営責任者)である社長の大石から定期的にメッセージが発信されます。
社長自らのメッセージは、従業員が自己保健義務を果たすための行動や取り組みの大きなモチベーションとなっています。
⑤ IR(投資家向け広報)と採用戦略への統合
健康経営を単なる「福利厚生」として閉じておくのは非常にもったいないことです。
今や若年層ほど、就職先を選ぶ際に「健康経営への取り組み」を重視するというデータが出ています。
会社は従業員を大事にしている、というメッセージは未来の仲間に対しても強力なものとなります。
自社の健康経営を「人的資本経営」のストーリーの一部として位置づけ、投資家や求職者へ向けて「成長戦略」として語る。外向きの視点を持つことで、健康経営の価値は最大化されます。
結びに:本質的な健康経営で、持続可能な企業価値を共に創る
健康経営は、企業の内部を整える施策でありながら、外部からの評価に直結する稀有な取り組みです。
メディヴァが9年連続でホワイト500を維持できているのは、決してテクニックに走ったからではありません。
「従業員が心身ともに健康でなければ、創造的な仕事はできない」という本質を愚直に追求し、試行錯誤を繰り返してきた結果です。
「認定は取っているが、次のステップが見えない」 「自社らしい健康経営のストーリーを描き、採用や企業価値に繋げたい」
もし、そんな悩みをお持ちであれば、ぜひ私たちメディヴァにご相談ください。
私たちは、単なるコンサルタントとしてではなく、同じ課題に向き合い続けてきた「実践者」として、貴社に寄り添います。
貴社ならではの専門性を活かし、日本の働く現場を共に明るくしていく。
そんな未来を、一緒に創り上げられることを楽しみにしています。
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執筆:株式会社メディヴァ 保健事業部 産業保健チーム
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